セルフ前撮りの撮り方

僕達日越夫婦は日本とベトナムで合わせて10か所以上でセリフ前撮りをしました。その経験からセルフ前撮りとその撮り方について紹介します。今回使用している写真は全てセルフで撮ったものです。素人でもこんな感じの写真が撮れるよ、という参考になればと思います。

セルフ前撮りのメリット・デメリット

メリット

・お金がかからない

プランによってピンキリですが、プロに頼めば、10万円程度はかかります。セルフなら人件費は0円です。機材・衣装・小物類を用意する必要がありますが、それでもレンタルサービスの利用や中古品の購入することでプロに依頼するより圧倒的に安く済みます。

・撮影日時や場所に関する自由度が高い

プロに依頼すれば撮影場所はかなり限定されます。1日で撮れる範囲になるので、1、2か所になるかと思います。一方、セルフなら何日かに分けて何か所でも撮れます。おすすめは旅行のついでにセルフ前撮りも撮ることです。荷物は増えますが、奇麗な自然やかっこいい建築物、おしゃれな街並みなど色んなシチュエーションで撮れます。

また、外での撮影は天気に大きく左右されます。雨を利用した演出というのもありますが、雨天の写真だけだと前撮りとしては物足りないと感じると思います。やはり青空の下の明るいハッピーな感じな写真が欲しくなるのではないでしょうか。雨はともかく撮影延期もしにくい曇りだと写真を撮るために大事な光がないので、写真が映えにくいです。

というわけで、やはりできれば晴れの日に撮りたいですね。しかし、依頼する場合は前日や当日になっての変更は追加料金がかかってしまいますし、再度日程を調整するのも簡単ではありません。決めていた衣装も他の人が使うため自分が使えないことも考えられます。セルフなら旅行ついでの撮影ならともかく、近場での撮影なら何度でもチャンスがあります。日程調整も当人二人の都合だけなので、比較的容易です。

デメリット

・クオリティはプロに比べると劣る

素人でも「ある程度のレベル」のものは撮れますが、やはりプロの技術と機材で撮った写真と比べるとどうしても質は劣ってしまいます。主観になってしまうので、言い表すのは難しいですが、プロの写真が100点だとすると、素人のセルフでも80点くらいのは撮れると思います。ただ、「瞬間最大風速的には」ということで、玉石混交になるので、数をこなす必要があるかと思います。色んな場所で試行錯誤しながら撮影してそれぞれ数枚程度満足のいくものが撮れたらいい、くらいの考えでいた方がいいかもしれません。

・面倒くさい

依頼する場合はカメラマンの指示に従ってただ撮ってもらうだけで済みますが、セルフの場合は構図を考えて⇒三脚をセットして⇒カメラの設定をして⇒ピント合わせをして⇒タイマーを設定して⇒自分も写るために移動して⇒撮って⇒カメラまで戻って撮れたものを確認して、というのを何度も何度も繰り返すのでとてもめんどくさいです。撮影時間も撮ってもらうより何倍もかかります。

準備するもの

一眼レフカメラ・ミラーレスカメラと三脚

スマホでも撮れなくはないですが、できれば数年以内に発売された一眼(ミラーレス)カメラとある程度しっかりした三脚を用意した方がいいです。持っていない方はレンタルという手もあります。金額は機種によって差がありますが、だいたい3泊4日でカメラ1台が1万円程度、レンズ1本が数千円程度となっています。

ちなみに、僕が愛用している富士フイルム(https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/repair/rental/)の場合、当日返却だと無料(1泊以上は有料)で借りられるレンタルサービスがあります。窓口は東京・大阪・名古屋・福岡にあります。予約不可の当日先着順です。僕は2回大阪で利用したことがありますが、午前中に行けば、だいたいのボディ・レンズが借りられました。

衣装・小物類

カジュアルな普段着での写真も勿論良いですが、それだけだと普通のカップル写真集になってしまうので、ある程度はウェディングドレスやタキシードを着たザ・ウェディングフォト的な写真も撮ると思います。ドレスの調達はメルカリがおすすめです。かなりの数が出品されているので気に入るものが見つかると思います。数千円から1万円程度で手に入りますし、使い終わった後はメルカリで売りに出せば数千円の出費で済みます。

小物類も同様で、メルカリで色々なものが安く手に入ります。定番のイニシャルオブジェやガーランドなどは1000円くらいでハンドメイドするのも良いと思います。ネットで検索すれば色んな小物に関するアイデアが見つかります。自分達はほとんど小物を使いませんでしたが、今思えばもう少し何か用意して使えば良かったかなと思います。

セルフ前撮り撮影のポイント

構図とボケ

どういった状況で、被写体とそれ以外の物が写真内のどういった位置で、どのようなサイズで、ピントが合っていないところをどれくらいボカすか、が重要となります。これは言葉で説明してもしょうがないので、百聞は一見に如かずです。本当に色々なアイデアがあるので、ブラウザの画像検索やInstagramなどでたくさんの写真を見て、撮りたい写真のイメージを膨らませておくといいでしょう。現場でのぶっつけ本番だと難しいと思います。良いなと思った事例はスマホでスクリーンショットを取って集めておく等すると現場での撮影がスムーズになります。

ちなみに、初心者の方には難しい話になるかもしれませんが、ボケに関してはセンサーサイズ、F値、焦点距離、被写体・背景との距離などによって異なります。簡単に言うと、大きなカメラとF値の小さな望遠レンズで撮るとボケやすくなります。レンズの名前には焦点距離とF値が含まれます。僕が一番よく使うXF35mmF1.4 Rのレンズは焦点距離が35mmで、F値が1.4のレンズです。焦点距離の数字が大きいほど望遠になり、ボケやすくなります。反対にF値の数字は小さいほどボケやすくなります。

ピント(フォーカス)の合わせ方

被写体がピンボケすると台無しになるので、ピント(フォーカス)合わせも重要です。合わせ方には大きく分けて二つ方法があります。

・顔AF・瞳AFを使用する

まず、顔AFや瞳AFが優秀なカメラを使用する場合、AF(オートフォーカス)の設定で顔AFか瞳AFを選択して撮影します。これはカメラ任せなので楽です。ただ、念の為、撮った後カメラの背面液晶で拡大してちゃんとピントが合っているかの確認は必須です。

・片方の動かない方の人物の顔にフォーカスを合わせる

顔AF・瞳AFがそれほど正確じゃないカメラの場合は、カメラを操作しない人物(A)の顔にフォーカスをシングルAFで合わせ、Aはその場を動かず、カメラを操作していた方(B)がAの側に行く、という方になります。その際、AとBはカメラからほぼ同じ距離じゃないとAに合わせてピント面からBは外れてボケてしまいます。

シャッターの切り方

・セルフタイマー

機種によって多少異なりますが、どんなカメラにも2秒、5秒、10秒など自動でシャッターが切れるセルフタイマー機能が付いています。普通にシャッターボタンを押してシャッターを切る場合は、2秒や5秒だと撮影位置に移動するのに短すぎるので、10秒を選択して撮影します。

・スマホのアプリ

シャッターボタンを押さずにカメラとwifiやbluetoothで連携するスマホのアプリを使う方法もあります。アプリは各カメラメーカーが自社のカメラ用に無料で出しています。そのようなアプリを使う場合はセルフタイマーの設定は10秒だと長過ぎて撮影のテンポが悪くなってしまうかもしれませんが、一方2秒だと上手くスマホを隠す時間がないかもしれません。

アプリ上で撮影の設定(F値等)も色々変更できますし、タッチAF的にスマホの画面上でピント合わせもできるので、確かに便利ではあります。しかし、スマホの画面上の操作の反映に時間がかかったり、接続が不安定で頻繁に切れてしまったりすることもあります。実際、富士フイルム(FUJIFILM Camera Remote)の場合も接続が安定しなくてイライラさせられるので、結局ほとんど使いませんでした。

ワイヤレスリモコンレリーズ

アプリがあまり使い物にならない場合は、別途費用がかかりますが、ワイヤレスのレリーズ(コントローラー)を使うのがベストの方法かもしれません。受信機をカメラの上に乗せて、送信機であるリモコンでシャッターを切れます。もちろんタイマーも設定可能です。

フォトブック

撮影データが集まったら是非フォトブックを作成しましょう。PCやスマホの画面で見るのとは違った良さがありますよ。写真撮影は難しいですが、フォトブックの作成はとても簡単にできます。また、部屋のインテリアとしても利用できます。

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